打掛(ぶっかけ)の意味
今回は本サイトの【料理用語集】から、ぶっかけをご紹介したいと思いますので、献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
麺類の料理用語集
打掛(ぶっかけ)とは
掛け蕎麦(かけそば)の元になった言葉で、ぶっかけるという行為を表しています。
掛け蕎麦(かけそば)の名の由来
江戸時代の初め頃のそばの食べ方は、器に盛りつけた「そば」を箸で取り上げ、汁につけて食べるのが普通でした。
ところが、人足(にんそく)達は、仕事の合間に立ったまま手軽に食べられるようにと、汁をそばにぶっかけて冷たいまま食べ始めました。
この食べ方は、行儀が良いとはいえなかったのですが、のちに汁を温めて「そば」にかけるようになると、一般にも寒いときの食べ方として歓迎され、次第に定着していきました。
そして、この「ぶっかけ」を略して現代の温かいそばをさす「かけ」となったというのが定説です。
■ 人足(にんそく)とは、力仕事を主業務にする労働者のことです。
※ 愛媛県に伝わる急場しのぎの料理である、具をたっぷり入れた汁を飯にかけた「ぼっかけ」の別名を「ぶっかけ」という場合もあります。
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【参考】
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