【小町和え(こまちあえ)の意味】
今回は本サイトの【料理用語集】から小町和えをご紹介したいと思いますので、献立作成の参考にされてはいかがでしょうか。
和え物の料理用語集
小町和え(こまちあえ)とは
胡麻(ごま)を使った和え物をいいます。
白の煎り胡麻で作った切りごまを砂糖、醤油等で味つけして、下処理を施した春菊や法蓮草などと和えた料理のことです。
小町和えは関東地方で使われる呼び名で、別名を朝地和え(あさじあえ)ともいい、胡麻の替わりにおからを使う場合もあります。
小町とは【名の由来】
浅茅(あさぢ)が小町にかかる枕詞(まくらことば)であることから「小野小町(おののこまち)⇒ 絶世の美人といわれる平安初期の女流歌人」を連想してつけられた名称といわれています。
朝地とは【名の語源】
イネ科の多年草である茅(ちがや)が、まばらに生えている様子をさす「浅茅(あさぢ)」の当て字で、朝地の他にも浅路や麻地の字が当てられます。
この名は、切り胡麻やおからなどの白っぽい材料を他の食材にまぶして、まばらに生えている風情を表した料理につけられます。
■ 茅とは、すすきなどと同じく「茅葺き屋根(かやぶきやね)」に使われる植物です。
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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただきありがとうございました。