和食の献立【料理用語集】一覧

市松揚げ(いちまつあげ)の語源、由来【和食の献立 料理用語集】

市松揚げ(いちまつあげ)とは、市松模様に仕上げた揚げ物につける名称です。市松(いちまつ)とは、碁盤の目をひとますおきに2色に塗り分けた模様のことです。【名の由来】1741年、当時の人気歌舞伎役者の「佐野川市松」が、江戸の中村座で行われた芝居の中で身に着けた袴(はかま)の柄がこの模様であったことから名がつけられています。

湯葉料理の東寺揚げ(とうじあげ)の語源、由来【和食の献立 料理用語集】

東寺揚げ(とうじあげ)の意味【和食の揚げ物用語集】東寺揚げ(とうじあげ)とは、変わり揚げのひとつで、食材に湯葉をつけて揚げた料理のことです。生湯葉で材料を包んで揚げたり、材料に打ち粉をしたあと卵白や薄衣をくぐらせて、干し湯葉を細かく砕いたものをまぶして衣にします。海老や白身魚などにつけて揚げることが多く、作り方はフライによく似ています。

ゆうあん焼きの語源、由来【和食の献立 焼き物 料理用語集】

ゆうあん焼きの【語源、意味】ゆうあんは漢字で「柚庵、幽庵、祐庵」の3つがあり、江戸時代に近江の国の茶人である北村祐庵が創案した料理です。一般的な献立には幽庵焼き、または柚子を使用することから柚庵焼きの字を書くことが多く、北村祐庵は美食家としても有名です。

蛇の目(じゃのめ)語源、由来とは【和食の献立 料理用語集】

和食の献立、料理用語集【蛇の目(じゃのめ)】蛇の目とは太い輪の形に切ったり、作ったりしたものに使われる名称で、蛇の目は「へびの目」そして、蛇腹は「へびの腹」を表しています。⇒【蛇の目胡瓜の切り方手順と応用を見る】⇒【蛇腹胡瓜の詳しい切り方と失敗例を見る】

若布和え(わかめあえ)の意味【和え物 料理用語集】

若布和えとは、若布を和え衣に用いて他の材料と合わせた料理のことで、くずあんに若布を加えたものは「若布あん」といいます。また、揚げ物の衣にわかめを使った場合は「若布揚げ」といい、細かく切ったわかめを卵白やすり身などでまとめて焼き物に用いた料理は「若布焼き」と呼びます。

信田和え、信太和え(しのだあえ)の語源、由来【和え物 料理用語集】

信田和え、信太和え(しのだあえ)とは油揚げを使った和え物につける名称で、献立名に使用する漢字には「信田、信太」の両方が使われています。【調理例】ほうれん草の「しのだ和え」同様の呼び名⇒しのだうどん、しのだ寿司、しのだ煮、しのだ丼、しのだ巻き

うざくの意味と簡単な作り方手順【和食の酢の物、料理用語集】

うざくとは鰻(うなぎ)の蒲焼きを用いた酢の物のことで「う」は鰻のことを表し「ざく」は胡瓜や白瓜のざくざくとした食感からきています。作り方①蒲焼きにした鰻を冷やして食べやすい大きさに切り分けてください②縦半分に切って種を取り除いた胡瓜をうすく切り、立塩に10~15分程度つけて繊維をしんなりとさせ、水けを軽くしぼってください。■立塩(たてじお)の意味

松前和え(まつまえあえ)の語源、意味、由来とは【和え物料理用語集】

【和え物の料理用語集】松前和え(まつまえあえ)とは昆布を使用した和え物全般をいいます。【料理名に使われる松前の名の由来】昔は北海道、またはその一部を「松前」と呼んでおり、この地方が昆布の産地であることから、昆布を使った料理全般にこの名を用います。【例】松前寿司、松前漬け、松前酢など

南蛮漬けの意味(なんばんづけのいみ)とは【和食の酢の物、料理用語集】

南蛮漬け(なんばんづけ)とは素揚げ、または粉をまぶしつけて揚げた魚介類や生麩などを唐辛子と焼きねぎを加えた合わせ酢で漬けた料理をいいます。■ 南蛮漬けには骨まで食べられることから小あじ、もろこ、小鮎、わかさぎなどの小魚が向き、漬ける際に玉ねぎのうす切りや人参の細切り等を入れる場合もあります。南蛮(なんばん)とは?