茶懐石料理一覧

11月の【かぶ懐石料理お献立】初霜

京の伝統やさい【聖護院かぶ】聖護院かぶは、京都左京区にある聖護院付近が原産ということから、名がついていますが、元々は近江の国(現在の滋賀県)堅田地方の近江かぶだといわれています。そして、肉質がきめ細かくて締まりがあり、甘味も強いので京都名物の千枚漬けによく使われています。

秋の茶懐石料理に役立つ11月の御献立【霜月】

11月の茶懐石料理お献立【飯】一文字飯【汁】いわし団子合わせ味噌仕立て、笹がきごぼう、ねぎ≫笹がきごぼうの切り方手順【向付】ひらめの昆布じめ大徳寺納豆包み、わさび■茶懐石料理の最初に出てくる御膳につきましては【折敷(おしき)の意味とは】に掲載しております。

3月の茶懐石料理お献立【春】弥生の日本料理メニュー

3月の茶懐石料理お献立「春」今回は弥生の茶懐石料理をご紹介したいと思いますので、和食調理や献立作成などにお役立てください。■茶懐石料理の献立構成につきましては「献立の形式~名称と順番」に、また懐石と会席の違いにつきましては「2つのかいせき料理の相違点とは」に掲載しておりますので参考にしてください。

夏の献立【8月の鮑(あわび)懐石料理】磯香

あわびは古くから日本で最も高貴な食材とされています。四方を海に囲まれた日本では、海自体が信仰の対象となり、深海にすむ肉厚のあわびは神々の食べ物ともいわれています。日本近海で食用にされるあわびは、めがい、くろ(別名おがい)、まだか、えぞの四種類で、中でも「くろあわび」の肉質が一番しまっており「まだかあわび」は少し柔らかいですから、蒸し貝や柔らか煮に合います。