研草焼き、木賊焼き(とくさやき)の意味
和食の献立 焼き物料理用語集
研草焼き、木賊焼きとは
材料を塩焼きしたあとに卵白を塗りつけ、青海苔を振りかけてあぶった料理のことで、植物のとくさ色に仕上げることからこの名があります。
献立名に使用する漢字には研草と木賊の2種類がありますが、前者は乾燥させたとくさを物を研ぐ用途に使ったことからつけられた植物の名で、後者は生薬の木賊(もくぞく)の字をとくさと読む場合があるためです。
また、「とくさ」は焼き物以外にも使う献立名で、下味をつけた牛蒡(ごぼう)や独活(うど)に青海苔をまぶしつけた場合は「とくさごぼう」、「とくさうど」といい、料理のあしらいや前菜の一品に使います。
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