丼とは?丼(どんぶり)の意味【料理の雑学、豆知識】

 
■ 当サイトをご覧の方々並びに全国の皆様におかれましては、お身体に十分注意していただきたく存じます。
 
【動画を見る】
【本サイトの関連動画】
YouTubeチャンネルへ

和食レシピ日本料理案内所

【Web検索順位】
【このサイトのWeb検索結果】
日本料理案内所で検索する

料理の雑学、豆知識

和食の料理用語

丼(どんぶり)とは

どんぶり鉢ともいわれ、飯茶碗よりも一回り大型の陶製の鉢のことです。(現在ではプラスチックやメラミン製の食器も普及しています)

厚手のふたつきのものが一般的で、どんぶり物の料理や飯の盛り切りに使います。

盛り切り(もりきり)とは

お酒やご飯を茶碗や丼などの容器に1杯盛ったおかわりが無いもの、または、その盛ったものをさす言葉で、盛り切りの1膳飯 ⇒ おかわりの無い1杯の飯の意味です。

■ 飲食店で日本酒を提供する場合は「もっきり」という言葉を多く用います。

盛り切りからきた言葉「もっきりの酒」とは

升の中にグラスが置かれ、その中になみなみと注がれる日本酒が「もっきり」で「盛り切り」からきた言葉といわれており、江戸時代の日本酒は量り売りの形で酒屋の樽から徳利や升などに直接注いで売られていました。

これが「もっきりの酒」の由来ですが、コップからあふれて升までこぼすことから「盛りこぼし」という場合もあります。

大衆割烹や居酒屋さんによっては、升ではなく小さな受け皿にコップを置いてそこにあふれた酒をこぼす店舗もあります。

「もっきり」の語源

現在の日本酒のほとんどは瓶詰めで販売されていますが、昔は量り売りをしていました。

この時代は酒屋の樽(たる)から徳利(とっくり)や升などに直接日本酒を注いで販売する形が主流で、これを「盛り切り」といい、それがのちに「もっきり」に変化したといわれています。

升はもともと計量のための道具であり、飲むための道具として使用されていたものではなかったといわれていますが、木の香りのする升を器に使うことで、日本酒の香りと合わさった風味を楽しむことができたため、現在ではお酒を飲むときの器として広く用いられています。

【関連】

和食の献立、料理用語集

料理用語集・献立名の意味一覧

和食の献立名、それぞれの意味と特徴
折敷(おしき)とは
日本料理の点心の意味
本膳(ほんぜん)とは
一汁三菜の種類と献立名
精進料理(しょうじんりょうり)

【茶懐石料理とは!】

茶懐石料理の由来、献立の名称と順番

【会席料理と懐石料理】

2つのかいせき料理の相違点とは!

献立別の料理用語集一覧へ

和食の焼き物手法

【串の打ち方と名称一覧】

料理の雑学、豆知識一覧を見る

【あ段~わ段】

【あ】 【か】 【さ】 【た】 【な】

【は】 【ま】 【や】 【ら】 【わ】

料理用語集 50音順検索一覧

野菜の飾り切り100選

項目別の切り方一覧 】

季節の料理演出一覧

調理方法と料理内容【和食レシピなどの関連/項目別一覧】

【項目別一覧表】

■ 下記の一覧表からは各カテゴリーに移動いたします。

料理別の調味料割合を見る

閲覧数が多い記事一覧

飾り切り方法と細工料理へ

他のレシピや料理内容などにつきましては≫「日本料理案内所のサイト内容一覧」にも掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。

次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。