10月の甘鯛(ぐじ)懐石お献立
今回は甘鯛を使った会席料理をご紹介したいと思いますのでお役立てください。
甘鯛(ぐじ)懐石料理【大月】
大月(たいげつ)とは、10月のことをさす言葉(別名)です。
【折敷(おしき)】
一、飯
一文字飯
一、汁
合わせ味噌仕立
ずいき、むかご、溶きからし
一、向付
若狭ぐじ昆布じめ角造り、翁まぶし
から草赤貝、花穂しそ、黄菊
わさびおろし、加減しょうゆ
【関連】
■ 茶懐石料理の最初に出てくる御膳につきましては≫【折敷(おしき)とは】に掲載しております。
一、煮物椀
清汁仕立、松茸のアマダイ巻き
南禅寺麩、すぐき菜、口柚子
一、焼き物
アマダイとウニの挟み焼き
一、たき合わせ (強肴)
アマダイ道明寺粉揚げ旨煮、小芋
万願寺とうがらし、針しょうが
一、和え物 (進肴)
アマダイちり酢和え、車海老、帆立貝柱
イクラ、焼きしいたけ、紫ずきん
菊花、三つ葉
一、小吸い物、または箸洗い
芽れんこん、梅肉
一、八寸
若狭のぐじと求肥昆布の博多押し
塩煎りぎんなん松葉刺し
一、香の物
柴漬け、若水菜、たくあん
一、湯桶
甘鯛懐石料理の献立一例です。
甘鯛
あまだいのことを京都では「ぐじ」といい、赤、白、黄の種類があります。
そして、赤い物は赤甘、白い甘鯛は白甘と呼ばれています。
【関連】
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次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。