茶飯(ちゃめし)
和食のご飯物、料理用語集
茶飯とは
① 水ではなく、茶で炊いた変わりご飯のことです。
せん茶、ほうじ茶などをせんじた汁(茶をいれることをせんじるという)に塩や酒を加えて味をととのえ、この調味した液体で水加減して米を炊きます。(一般的な炊き込みご飯と方法は同じ)
■ 奈良の東大寺、興福寺で始まったとされ「奈良茶飯」または「奈良茶がゆ」ともいいます。
また、略して「奈良茶」と呼ぶこともあり、大豆や粟(あわ)を加えて炊く場合もあります。
② しょうゆで色づけして味をととのえた「さくら飯」のことで、こちらは「黄柄茶飯(きがらちゃめし)」ともいいます。
③ せん茶を細かく刻んで、塩味をつけた白飯に混ぜ合わせたものをこの名で呼ぶ場合もあります。(お茶の葉で作った振りかけを混ぜ込んだご飯に類似)
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【参考】
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