呉汁(ごじる)の語源、意味とは【吸物、汁物】料理用語集
呉汁(ごじる)の「呉」とは水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶしたものをいい、これを味噌汁でのばしてお椀に仕立てます。また、枝豆を使った場合は「青呉汁」といいます。
【日本料理の献立に役立つ参考書】和食の献立に必要な要素や四季折々の料理を項目、用途、月別にご紹介しております。松花堂弁当や茶懐石、会席料理など、毎月の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。
呉汁(ごじる)の「呉」とは水に浸して柔らかくした大豆をすりつぶしたものをいい、これを味噌汁でのばしてお椀に仕立てます。また、枝豆を使った場合は「青呉汁」といいます。
能平汁(のっぺいじる)とは、サトイモ、ニンジンなどの野菜類とコンニャクを吸い物だしで煮てから、水溶きの葛粉でとろみをつけた汁物で、のっぺりとした汁の特徴からこの名があります。そして、具だくさんの汁にとろみを加えますので、冷めにくく、身体が温まることから冬場に好まれる汁物です。
沢煮椀(さわにわん)とは、野菜やキノコ類、魚、豚の背脂など、たくさんの材料を取り合せた汁物で、全ての食材を歯ざわりが良い千切りにします。
味噌汁(みそしる)とは、煮干し、昆布、かつお節で取ったコクのあるだしを味噌で調味した汁物で、ほんのりとした苦味と辛味のある赤味噌や甘味の強い白味噌、そして、この2つをまぜた合せ味噌仕立てがあります。
清汁、澄まし汁(すましじる)とは一番だしを酒、塩、うす口醤油などで調味した吸い地(吸い物だし)で作る「澄んだ汁」の総称で、だしの美味しさと材料に合う味や手法で旨味を含ませた椀種を具にして、季節感を大切にします。■椀種(わんだね)とは、吸い物、または汁物の主になる具材をいいます。
共汁(ともじる)とは、椀物の汁と具を一つの材料から作ったもので、肝をすり流し汁にして身を椀だねに使った場合や、身を具にして真子(卵巣)や白子(精巣)をすりつぶして汁に混ぜたときなどです。【関連】椀物用語集へ【調理例】あわびの肝のすり流し汁や、焼き鯛と白子の共汁、または鯛の身を具にして真子を加えてとろみをつけた薄くず仕立てなどです。
丸仕立て(まるじたて)とは鼈(すっぽん)を使った吸い物の仕立てかた、または他の食材を使って、その方法に準じた調理法で作った吸い物をいいます。【他の例】鰻(うなぎ)、虎魚(おこぜ)、鶏肉など■すっぽんが「丸」と呼ばれる理由
沖汁(おきじる)の意味 和食の献立 椀物料理用語集 沖汁(おきじる)とは 新潟県の郷土料理で、鯳(すけとうだら)のぶつ切りを入れたみそ...
赤味噌仕立て(あかみそじたて)とは椀物だしや鍋料理の煮汁の仕立てかたのひとつで、白味噌を主にした場合の方法です。【椀物に使う汁の一般的な作り方】だしに赤味噌を溶き入れて追いがつおで旨味を加え、静かにざるでこしてください。■ 味つけは赤味噌だけでも大丈夫ですが、場合によっては少量の濃口醤油とみりんを加えることがあります。
料理の雑学、豆知識 和食の献立 椀物料理用語集 鱈昆布(たらこぶ)とは 冬の汁物のひとつ。 タラの身と刻み昆布で仕立てた吸い物の...
筋子汁(すじこじる)の意味 和食の献立 椀物料理用語集 筋子汁(すじこじる)とは 北海道の郷土料理で、豆腐のみそ汁の煮上がりに鮭の卵巣...
夫婦椀(めおとわん) 和食の献立 椀物料理用語集 夫婦椀(めおとわん)とは 同じ材料を使って同じ形に仕上げた椀物の具を対(つい)で用い...
【冬の食材】鮟鱇(あんこう) 和食の献立 椀物料理用語集 鮟鱇汁(あんこうじる)とは 茨木県の大津港や平潟港など、あんこうの水揚げ地で...
今回は葱鮪汁(ねぎまじる)の意味をご紹介したいと思いますので、和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。和食の椀物用語集【葱鮪汁】とは
天抜(てんぬき)とは、天ぷら吸い物のことをさし、別名を「天吸(てんすい)」といいます。【天ぷら吸い物とは】天ぷらうどんや天ぷらそばから麺を抜いて、つゆと天ぷらのみにしたもので、そば屋で酒を飲むときの酒の肴(さかな)にします。【関連】≫吸い物が美味しく感じる塩分濃度の理由と簡単な割合
土手鍋(どてなべ)とは貝類と野菜、豆腐などをみそ味のだしで煮る鍋料理のひとつで、鍋の周り(鍋のふち)にみそを土手のように塗ることからこの名があります。作り方手順の簡単な説明 ■
柳川鍋の語源■名の由来には2つの説があり、ひとつは江戸、日本橋横山町の「柳川」という屋号のお店が創案した料理という説、もうひとつが福岡県、柳川産の土鍋を使ったからという説です。また、柳川鍋は別名を「どじょう鍋」ともいい、本来は、どじょうとごぼうを玉子でとじた料理をさします。
牛鋤(ぎゅうすき) 鍋物関連の料理用語集 牛鋤(ぎゅうすき)とは 牛肉を用いた「すき焼き」の別名です。 ≫鋤焼き(すきや...
煎り酒(いりざけ)とは鍋に酒、みりん、梅干し、かつお節を入れて火にかけ、煮つめてこしたものです。【煎り酒の用途】味をととのえて冷やしたものを向付けの添え汁として用います。塩味は梅干しを用いる方法が一般的ですが、
坊主鍋(ぼうずなべ) 和食の料理用語集 坊主鍋(ぼうずなべ)とは 主に和食の専門家が用いる持ち手のない鍋のことで、やっとこ鍋、だるま鍋...
今回は葱鮪鍋(ねぎまなべ)の意味をご紹介したいと思いますので、鍋物の献立作成や和食調理の参考にされてはいかがでしょうか。和食の椀物用語集、葱鮪鍋とは
半助鍋(はんすけなべ) 鍋物の料理用語集 半助鍋(はんすけなべ)とは 大阪の郷土料理で、蒲(かば)焼きにした鰻(うなぎ)の頭を「半助」...
薄葛鍋(うすくずなべ) 鍋物の料理用語集 薄葛鍋(うすくずなべ)とは 水溶きのくず粉で煮汁に薄いとろみをつけた鍋料理の総称で、こげやす...
牛鍋(ぎゅうなべ) 鍋物の料理用語集 牛鍋(ぎゅうなべ)とは 牛肉を用いた鍋料理の総称、または「すき焼き」の別名です。 ...