8月の茶懐石料理【棗(なつめ)】
今回は8月の茶懐石料理をご紹介したいと思いますので、和食調理や献立作成の参考にされてはいかがでしょうか。
葉月の茶懐石料理お献立
【折敷(おしき)】
飯
一文字飯
汁(合わせ味噌仕立て)
鰹の焼き腹身、胡麻豆腐、白髪ねぎ
向付
海ぶどう、芽じそ
【手順がわかると簡単に作れる】
【関連】
■ 茶懐石料理の最初に出てくる御膳につきましては≫【折敷(おしき)とは】に掲載しております。
煮物椀
茄子素麺、焼きすずき、アスパラ
浅つき、針しょうが
焼き物
太刀魚八幡巻き
預け鉢(炊き合わせ)
たこのこ旨煮、車海老、冬瓜
小芋、いんげん豆、振り柚子
進肴(和え物)
水晶あわび共肝和え、引き上げ湯葉
とうもろこし、とまと、花穂じそ
箸洗い
早松茸、青柚子
八寸
鮎の昆布巻き、いちじく田楽
【鮎関連】
【料理用語と豆知識】
香の物
たくあん、南瓜、柴漬け
湯斗
8月の茶懐石一例です。
他の献立につきましては≫「茶懐石料理の献立一覧」に掲載しております。
棗(なつめ)とは
棗(なつめ)は薄茶器の代表的な道具で、茶を入れておくのに使います。
そして、形が果実の棗(なつめ)の実に似ていることから、この名があります。
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夏の食材につきましては≫「夏の食材50音一覧表」に掲載しておりますので参考にされてはいかがでしょうか。