迎春、正月料理
1月(睦月)の献立
前菜
葉付き橙(だいだい)釜盛り
松葉がに、ほうれん草、土佐酢
つくばね、ちょろぎ
祝い肴(ざかな)三種
黒豆
色紙数の子
田作り(別名、ごまめ)
南天の葉、たてかずら
■ たてかずらは、数本の細長いブラシのような葉が円すい形に広がっている植物で、おせち料理によく使います。
造り
小鯛の姿造り、敷き大葉
白髪大根、防風、わさび
雑煮椀
白みそ仕立て、のしあわび
つる大根、亀甲人参、かしら芋
丸子もち、せり菜、溶きがらし
■ かしら芋は里芋の親芋ですが、八頭(やつがしら)は親芋と子芋8個が分かれずに塊(かたまり)状になったもので「九面芋」ともいいます。
焼き肴
うずらの豊年焼き
花稲穂、ふきのとう
温物(蒸し物)
甘鯛赤飯蒸し、海老、梅しいたけ
もち米、三つ葉、銀あん、ゆず
酢の物
きすの真砂和え(まさごあえ)
煎り酢(いりず)
■ 真砂和えに使う卵巣は、塩子(ばらした数の子の塩漬け)を用いております。
梅干し5~6個、酒200㏄、昆布10g、うす口しょうゆ大さじ2杯を鍋に合わせて火にかけ、約2分間炊いたのちに昆布を取り出してください。
そして、追いがつおの要りょうで上花がつおを入れてこし、そのまま冷ましてください。
※ 酸味がたりない場合は酢、またはかんきつ類のしぼり汁を加えてください。
食事、香の物、水物
【関連】
≫おせち料理と正月の献立
≫冬の献立一覧
【参考】
冬の料理に使える食材につきましては≫「冬の食材50音順一覧表」に掲載しておりますのでお役立ていただければ幸いです。
次回は違うメニューでお目にかかりたいと思います。最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。